これまでに数回に渡り広島を訪れ、原爆にまつわる施設や記念碑を回ってきました。
今回は見逃していた袋町小学校平和資料館に行ってきました。当時の日常レベルの実情が少しわかったような気がしました。
原爆ドームや平和記念公園の近くにあったので、比較的立ち寄りやすいと思いますのでご紹介します。
平和記念公園と商店街の間にあるがスルーしがち
場所的には、商店街と平和記念公園の間ぐらいに位置していて、路面電車に乗る人はおそらく見ることすらないのかな?と思います。
しかも、隣に新築された大きな校舎があるので余計に目立たない状態にあります。
靴を脱いで資料館の中に入ります。資料館は旧校舎の一部を残して、一階と地下一階を見ることができます。
壁に書かれた伝言が当時の日常をリアルに
校舎の被爆された様子ももちろんですが、壁に残された伝言がその原爆投下後の小学生や先生たちの混乱した様子や切迫した感じが伝わってきます。
一度、修繕で塗装されたものを剥がして壁の書き込みが見つかったということだったので、よく残っていたしよく復元できたなあと感心します。
ボランティアのご婦人が丁寧に対応してくれる
訪問した日が平日だったかもしれないですが、ボランティアのご婦人が丁寧に「これ見てください」とか「この写真は…」と説明してくれるのでとても勉強になりました。
特に、投下後に撮られた写真の真実を聞くと、よりあの当時の惨状が伝わってきて胸が痛くなりました。
ある程度知識はあったつもりですが改めて話を聞くと知ることもあり訪問してみて良かったと思ってます。
旧日本銀行にも寄り道を
そのボランティアさんに「旧日本銀行も綺麗に残ってますから寄ってみてください」と言われたので見てきたら
本当に綺麗に残されていたので、ある程度修復されているとはいえ当時の建物が残っている凄さを味わいました。
広島で美味しいもの食べたついででもいいので、一回見てそのリアルを少しでも感じてもらえればと思います。(料金も無料なので)
袋町小学校 平和資料館
広島県広島市中区袋町6-36
9:00~17:00(12/28から1/4までの年末年始以外は開館)
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