寛永通宝の砂絵「銭形砂絵」を観てきました

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旅行
噴水も寛永通宝

正月に験担ぎに香川・善通寺にある寛永通宝の砂絵「銭形砂絵」を見てきました。

砂絵の迫力がものすごく、また御利益もありそうな感じがしました。

当日、雨が降りそうな天候でしたが持ち直したのでこれも何かの力だと信じて「銭形砂絵」を紹介していきたいと思います。

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「銭形砂絵」の場所とアクセス方法

観音寺駅

銭形砂絵は香川県の観音寺駅から2キロほど離れたところにある琴弾公園(ことひきこうえん)の中にあります。

観音寺駅までは、岡山から瀬戸大橋方面のマリンライナーに乗り坂出で乗り換え、丸亀方面に向かいます。

駅からはタクシーとかバスとかの方法もありましたが、今回も徒歩で移動しました。

観音寺駅近くの大正橋プラザという観光案内所でレンタサイクルとかも100円から借りれたようですので、アルクの面倒だけどやすく移動したというならこの方法も使えます。

スマホの地図に従って琴弾公園に向かいました、案内図にはちゃんと銭形砂絵が書かれていました。

琴弾公園の案内図にはしっかりと銭形砂絵が

銭形砂絵は展望台からしか見えない

うっすらとして凹凸しか確認できません

現地へ行ってみると本当に普通の公園で家族連れや外国人の集団が連れ立ってレジャーシートを広げてたりと非常に日常的な光景が広がっていました。

そして地図に従って銭形砂絵をのぞいてみると下の写真の通り全体像を望むことが出来ずにただの砂地が広がっています。

事前に調べてみた写真が展望台の風景しかなかった理由がその時点で分かりました。

やむなく徒歩で引き返して展望台を上がります。

簡単に書いているけど徒歩ではきつい道のり

ほぼ山登りみたいな状態でそこそこ急でくねくねした道を歩いていると車やバイクにどんどん抜かれていきます。

トンネルを抜けて少し歩くと山道のところに階段が現れるので、それを使って上ると少し楽になります。

車は余裕で上っていきます
階段になると少し楽ですが、それでも急


トータル10分くらいして、ようやく展望台に到着します。

あとで気付きましたが下にあった琴弾天満宮が展望台にあり地上にある境内がつながっているようでそちらから行く方法もあります。

砂丘ではなく砂浜の近くに寛永通宝はある

ちょうど晴れてきて良い感じの寛永通宝

そしてやっとのことで銭形砂絵を観ることができました。ここも観光タクシーで来ている人や外国人などもいました。

ようやく見えたところで全景も観ましたが、すぐそばに砂浜が広がっています。

夏場は海水浴などで賑わうそうなので地元の人からすればけっこう日常的な場所なんだなと、ここへ来て理解できました。

寛永通宝の砂絵を見る料金は無料

この砂絵のある琴弾公園自体が国立公園にあるために観るだけということなら、無料で観ることが出来ます。

展望台に上るのも同じく無料です。

無料でこの風景を観られるというのは非常に素晴らしいと思います。

電車で松山方面に向かう途中に立ち寄るとかでも楽しめます。

また定期的に「砂ざらえ」という砂絵を整えるためのボランティア作業も実施されていて、そのときは内部に入って作業をすることも出来るようなので内部に入るチャンスもあります。

観音寺はとにかく寛永通宝の街だった

マンホールのフタも寛永通宝

正直、観音寺には琴弾公園以外に目立った観光地というのがないので街全体も寛永通宝のものが多いです。

上に出ている噴水(水が枯れてしまっているのがあれですが・・)やマンホール、電話ボックスに至るまで様々なものが寛永通宝をモチーフにされています。

「銭形公衆って何だよ!」という気持ちを抱きながら、そういうモチーフを探しながら歩いて観るのもアリだと思います。

銭形公衆ってテレカとか使えないのかな?

帰りのラーメンも美味しくて面白かった

観音寺を後にして、帰りには途中下車して高知をメインにしたラーメンチェーン「豚太郎」に行ってきました。

ロードサイドっぽい看板の大きさです

昔ながらのショーユラーメンと餃子を食べましたが非常に美味しかったです。

カナ表記のショーユラーメンも味わい深いです
小ぶりなギョーザが8個で食べやすかったです

また常連客らしい人たちがタバコをくゆらせながら、ボートレース専門チャンネルだけをずっとザッピングしていた光景も見られ、

「ああ、これが西原理恵子が『ぼくんち』で描いた原風景なのかな?」なんて思いにも浸らせてもらい非常に貴重な体験をさせていただきました。

正直これだけのために行ってみてとは強くおすすめすることはできませんが、何かの際に立ち寄るくらいであれば十分面白いものを観られると思います。

銭形展望台(銭形砂絵)
〒768-0062 香川県観音寺市有明町12−12

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