いしかわゆきさんの「書く習慣」1ヶ月チャレンジにならって記事を今回も書いていきます。
15日目のテーマは「誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ」
誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマは朝井リョウ「正欲」です。
おすすめしたい理由を今回も3つのポイントにまとめました
- マイノリティー視点の描写が上手すぎて共感しすぎる
- あちら側の共感できない部分も上手く表現されている
- 「地球に留学している感じ」というフレーズが刺さる
以上です、今回も1つずつ紹介してきましょう。
マイノリティー視点の描写が上手すぎて共感しすぎる
この話の主人公が極端に特殊な性癖を持つ人物として描かれています。
主人公サイドの気持ちを凝縮すればHSPなどで悩んでいる人の視点も含めてよく書かれていると思ったところが1つ目です。
小説を読みながら「わかるわー」「わかるわー」と共感しまくって1晩で読み切ってしまいました。
あちら側の共感できない部分も上手く表現されている
舞台がある地方都市であるということでコミュニティの強さみたいなものも一緒に描かれています。
中でも同級生とのやり取りで、相手の何気ないフレーズで配慮のない感じなども非常に共感できました。
それを反論したところで相手には何も響かない感じ。
その後、少しだけスッキリとする展開もあり、見ていて興味深い演出をするなあと思いました。
「地球に留学している感じ」というフレーズが刺さる
小説全体も面白かったのですが一番共感できたのが「地球に留学している感じ」というフレーズです。
まさに自分も思っている感じで、社会人になってずっと持ち続けている感覚です。
それを上手く言語化できる朝井さんというの人の才能は素晴らしいなと唸らされたフレーズでした。
まとめ
今回は、「誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ」として朝井リョウさんの「正欲」を紹介しました。
とにかく共感しまくった作品でした。映画も見に行きましたが、上手に映画化されていてこちらも素晴らしかったです。
どちらかというと、小説から読んでもらうと個人的に良いかなと思います。
以上です。「書く習慣」16日目もよろしくお願いします!
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