友人が紹介していたのが引っかかり、タイミングが合ったので兵庫県加西市の鶉野(うずらの)飛行場跡地近くで展示されている第二次世界大戦期に活躍した戦闘機・紫電改のレプリカを見てきました。
基本的には、車やバイク、サイクリングなどで行くところですが、今回は電車と徒歩移動で行ってみました。
今にも飛び出しそう |
紫電改レプリカが展示場所へのアクセス
紫電改のレプリカは、地上で言えば兵庫県の真ん中より少し南の方にあります。
なかなか車がないと行けない感じの場所ですが、電車やバスなどでも行くことが可能です。
今回のルート |
兵庫県加西市にある鶉野飛行場跡地近くにある
場所は兵庫県加西市の鶉野町の備蓄倉庫に展示されています。
普段は倉庫の中にあり、透明なシャッター越しに見ることができるそうですが毎月第1・第3日曜日のみ外に出して展示がされています。
大阪から新開地経由で、神戸電鉄で粟生まで
大阪から行く場合だと、阪急電車で新開地行きの特急などで終点の新開地まで行きます。
そこから同じ構内にある神戸電鉄のホームで粟生(あお)行きに乗り換えます。間違えると有馬温泉の方へ行ってしまうので注意してください。
阪急梅田駅から改札を降りずに行くと運賃は1,140円です。(2019年11月時点)
粟生から同じ構内北条鉄道で3駅(法華口駅)
粟生駅から構内の歩道橋を渡り、北条鉄道に乗ります。1両編成でワンマン車両です。
ICOCAやSUICAなどの電子マネーは使えず、現金決済のみですのでこちらも注意が必要です。
粟生駅から法華口駅の運賃は310円(2019年11月時点)でした。他にも北条鉄道を利用したい場合には、一日乗車券などもありました。
味わいしかない駅舎です |
法華口駅から徒歩30分ぐらい
法華口駅はサイクリストがけっこう集まっていたので拠点みたいになっているようですし、帰りはサイクリングロードみたいなところを通りましたので、自転車で行く人も多いようです。
そこからgoogleマップの経路を参考に行ってみると、急に山道&軽自動車1車分しかない徒歩使いでは危険に遭遇し一気に不安が高まります。
序盤に山道ぽくなって怖くなる |
しかし、その道は少しで抜けます。そこを抜けると、どこまでも直線の続く道をゆきます。
「ここは北海道なのか?」ぐらいの感じのまっすぐな道でしたが、後で確認してみたら飛行場跡地の横なので長い直線が続いていたようです。
ドラクエWALKを起動させながら、歩いていたのですがこんな場所にも自宅やイベント中の扉などがあってそれなりに距離はありましたが経験値と歩数を稼ぐこともできました。
直線を抜けて、少しカーブが見えたところでようやく紫電改のある倉庫が見えてきます。
レンタサイクルもある
今回は、歩いて行きましたが法華口駅の駅舎自体がパン屋さんになっていて、そこでレンタサイクルも借りることができます。
また、レンタサイクルと一日乗車券のセット販売もされているので、他の場所の観光と含めてレンタサイクルで楽しむことも可能です。
(おまけに、北条鉄道にレンタサイクルを持ち込んで乗車も可能でした)
バスなら姫路から乗車らしい
徒歩時間を少なくしたいなら、姫路からバスが出ているそうなのでそれを利用してみてもいいと思います。こちらは運賃860円(2019年11月時点)
大阪から行く場合は、いったん姫路まで行き過ぎてから戻る形になりますが、ドラクエWALKのお土産もあったはずなので帰りに姫路でクエストを受注してみるのもいいと思います。
ちなみに帰りは、粟生からJR加古川線に乗りましたが混雑がえげつなかったのでJRを利用する場合は姫路まで行ってバス利用の方が良いかもしれないです。
紫電改レプリカは思っているより迫力があって大きい
遠くの方から、見えてはいましたが実際近くで見ると迫力がありました。
それなりに人はいましたが、じっくりと機体を見ることもできました。
実機の展示は紫電改のみでしたが、倉庫のところにはレプリカ製作のいきさつや工程なども展示されていました。
実物の迫力すごかったです |
ボランティアさんによるガイドや語りがあり
また、倉庫内ではボランティアの人が戦争体験を語っていたり、2人であればガイドとして説明を受けることもできます。
グッズはお手頃な感じ
ボランティアさんが語っている横では、グッズも販売されていて売上は活動資金とされているようです。
グッズの値段は全体的に良心的な価格でした。(手ぬぐい500円とか絵ハガキ200円など)
寄付をして手ぬぐいをもらいました
私も格好良い手ぬぐいがありましたので、購入しようと思いましたたが、寄付したらもらえるものだったので寄付させていただきました。(1000円以上でもらえる・柄は2種類)
てぬぐい2種類ありました |
帰りは、鶉野飛行場跡地を見たくて別ルートで帰りました。
飛行場跡地で何か特別な感じがあるのかな?と思いましたが、普通の空き地の脇に舗装された歩道と脇に花が植えられているという謎な設定が施されていましたが、歩きやすかったです。
飛行場跡地は殺風景でした |
飛行場からまたgoogleマップをルート検索をして帰っていると、帰りはサイクリングロード沿いを歩くことになりました、帰りの方が見どころが豊富だったので、皆さん行かれる場合はこちらを使った方が良いと思います。(途中で、きれいなトイレもあったから安心)
自転車専用で区切られている区間もある |
「衛兵詰所」(休憩スペース) |
サイクリングロード沿いに爆弾庫やシェルターなども |
次は愛媛に現存するやつを見に行けばいいのか!?
今回は兵庫県の紫電改のレプリカでしたが、調べてみたら愛媛には現存する紫電改があるそうなので、次回はそれを挑戦すべきなのか?非常に迷ってはいます。
愛媛に行く機会があれば、行ってみてもいいかもしれませんが・・どうしようかなといった感じです。
そんなことより、鶉野飛行場跡地の紫電改レプリカの迫力はすごかったので、機会があればみなさんもどうぞ。
(了)
(リンク)北条鉄道による紫電改公開情報
紫電改倉庫
兵庫県加西市鶉野町
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