「このままサヨナラしたらきっと後悔するわ」という神のお告げを聞いたので、大阪から米子まで行ってきました。
今回は、大阪から米子までの移動に利用したJR西日本のおとくなきっぷ「新幹線&やくもスーパー早得きっぷ」について
利用できるルートや、注意点、観光名所などを紹介していきます。
利用したのは「新幹線&やくもスーパー早特きっぷ」
今回大阪から米子までの移動に使用したのは「新幹線&やくもスーパー早特きっぷ」でJR西日本の会員限定で購入できるきっぷです。
この手のきっぷは普通なら2人以上などの制約があることが多いですが、これは1人からでも利用可能ということで今回は使用してみました。
出雲までの区間設定もあるので、出雲大社にお参りに行きたいという人にもお得になるきっぷです。
基本的なルートは、新大阪から岡山までは新幹線で移動して、乗り換えで在来線特急「やくも」で米子までというルートです。
(引用)JR西日本HP |
やくものルート1:岡山まで新幹線
まずは、新大阪から岡山まで新幹線で移動です。区間設定が大阪市内となっているので大阪市内の駅から乗車も可能です。
岡山までは1時間足らずで到着です。普段、青春18きっぷをメインに使っている身からすれば1時間で乗り換えなしに岡山にたどり着けるのは非常におかしな感覚になりました。
そこから在来線への改札を通って、やくもに乗り換えます。基本的にルート内であれば好きな時間の車両の指定席を取ることができるので、ここで少し後の時間の特急指定席を確保して、岡山駅のお土産物売場見るのもいいと思います。
他の駅と違って、岡山駅のキオスクは広くて散策しやすいですし、フルーツなど種類も多いのでおすすめです。
やくものルート2:岡山から米子(終点は出雲)まで特急やくも
岡山からは在来線特急やくもに乗ります。昔ながらの車両で趣があります。
岡山からは山の中を抜けて山陰方面へ向かいます。
山の中を抜けていくので、あまり風景に変わりはありませんが、それも風情ということで楽します。
特急やくもは揺れるので酔う
先ほども言いましたが、やくもは古い車両を使っているので、それぞれ良い面と悪い面があります。
悪い面は、ものすごく揺れること。
良い面は、一列4席でゆったりと移動できることです。
電車でなくディーゼルを利用してるのか、山間を走るのか原因は鉄道に詳しくないのでわからないですが、とにかく揺れます。
(追記:指摘いただいたのですが、やくもは381系という電車とのことです)
スマホでAmazonプライムでダウンロードした映画を見てましたが、集中してると酔ってくるぐらいに揺れます。
(車中では「駆込み女と駆出し男」見てました)
座席は1列に2席ずつなのでゆったりしています。
その反面、新幹線とは違い一列4席なので座席が広く前後の余裕もあり快適に移動ができます。
夏休みの最終週の土曜でしたが、満席でなかったので後ろの座席とかにも気遣うというようなことも少なかったです。
揺れは激しいです、トイレに行くのも注意を
先ほども言いましたが、やくもの揺れが激しいのでトイレに行くのも大変です。
まずたどり着くまでに通路でも揺れるので、座席に付いている手すりをしっかりとつかみながら移動した方がいいです。
たどり着いても、トイレの中も揺れてますのでこちらも注意が必要です。(詳細は想像に委ねます)
車酔いなどされる場合は酔い止めなど必要かも
子供のころは車酔いが激しく、酔い止め液を飲んだ後味の悪さで暗示を掛けられていのではないか?と思うくらい酔っていましたが、最近ではいろいろなタイプの酔い止めも出ていて助かります。
なかでも、トラベルミンチュロップという酔い止めはキャンディータイプなので非常に摂取しやすいです。近くのドラッグストアなどで見かけたら試してみてはいかがでしょうか?
やくもでは酔わない席はない印象
1度だけしか乗車はしていないですが、どの席に座っても車両全体が揺れているので酔う印象です。
私はプライムビデオなどを見てしまったので余計に酔う要素を強めてしまったので、寝るとか背もたれを使わずに電車との接地する部分を減らすなど対処すると多少は軽減されると思います。(個人差はあります)
米子から在来線で境港の鬼太郎ロードも行けます
岡山から米子までは、やくもで1時間半くらいで到着します。
米子駅の0番線は、境港につながる路線です。水木しげる先生の故郷ということもあり、境港線の各駅には鬼太郎に出てくる妖怪の名前が付けられています。
また、終点の境港には鬼太郎ロードがあり道沿いに妖怪の銅像が並んでいます。
大阪から山陰地方のアクセスはあまりよくない
鳥取砂丘や出雲大社など魅力ある観光地は多いのですが、大阪からだとどの交通手段で行くにしても微妙な感じになってしま雨という問題がありました。
車で行くにも遠回りだし、電車もあまり本数がない、飛行機にしたら近すぎてそもそも飛んでないなど理由がありましたが、新幹線と特急やくもを利用すると、その辺りが絶妙なバランスで解消されるので、今回使ってみて非常に良かったと思ってます。
車で行くなら、CMで有名になったベタ踏み坂も
車で行くとしたら、境港には車のCMで有名になったベタ踏み坂(江島大橋)もありますので立ち寄ってみるのもよいでしょう。
新幹線と特急やくもなら気軽に山陰地方へ行ける
関西からアクセスがあまりよくないので、行くのを敬遠しがちな山陰地方ですが新幹線と特急やくもを利用すると便利に行くことができました。
カニなどの海産物も美味しく、自然が豊かなところですのでまた機会を見つけて訪問してみたいと思います。
新幹線&やくも スーパー早得きっぷ -JR西日本
2021年現在は、片道タイプの「新幹線&やくも早特3」という3日前まで購入可能なものに変更になっています。
(了)
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