ネットの証券会社で株を買ったりETFを買うなんてことは一般的になりましたが、とはいえ意外にかかるのが売買手数料です。
100円といえども、株価ベースで1円分を取られるよう感じですから、売買手数料もバカになりません。
今回は、そんな売買手数料を取り戻すことを目的にして株主優待と証券会社の使い方について紹介します。
数あるネット証券の中から、今回はGMOクリック証券の手数料キャッシュバックについて紹介していきます。
GMOクリック証券の手数料キャッシュバック
GMOクリック証券は、株主優待によりGMOクリック証券で買う株の売買手数料のキャッシュバックを受けることができます。
そのためには、
- GMOグループの株式を年2回ある権利日に持っていること
- 株主優待特設サイトでの申し込みをすること
により、一定期間の手数料がまとめてキャッシュバックされます。
GMOアドパートナーズの株主優待を受ける
では、GMOグループでどの株を購入して権利を獲得すれば最安で優待を受けられるのか?という点が気になってきます。
結論から言うと、GMOアドパートナーズの株式がGMOグループの中で最安で取得できます。(2021年7月現在)
最低購入価格は5万円程度で今なら取得できます(2021/7/18終値が512円でした)
アドパートナーズの株主優待は改悪された?
昨年までは、最低量の100株であっても、3,000円の手数料キャッシュバックがありました。
しかし、2021年からは1000円に引き下げられました。
金額だけ見れば改悪?と思うかもしれませんが、これには理由があります。
GMOクリック証券の売買手数料も下がったから割引も下がる
昨年新たにauカブコム証券というKDDI系列の証券会社が誕生し、株の売買手数料の引き下げを行いました。
それに追随する形でネットの証券会社も手数料の引き下げをした結果、株主優待のキャッシュバック額も少なくなるという形になりました。
GMOクリック証券の現物手数料(2021年7月現在)
- 5万円まで 50円
- 10万円まで 90円
- 20万円まで 100円
- 50万円まで 260円
- 100万まで 460円
- 150万まで 550円
- 3千万円まで 880円
- 3千万円超 930円
個人で購入する分には、問題ないと思うのでキャッシュバックの限度額まで購入して、あとは他の証券会社を利用するというのも方法の一つです。
gmoアドパートナーズは配当をしっかり出すことをアピールしている
また、GMOアドパートナーズは株主に配当を多く配分しますと宣言しています。
過去の配当から見ても、2020年12月期の配当は、1株あたり8円20銭(配当性向50%を目標としているそうです)
となっており、待ち続けるだけでも配当の期待もできる銘柄になっています。

配当だけでも、十分待っておく理由がある
GMOアドパートナーズの株主優待を受ける方法
最後に、GMOアドパートナーズの株主優待を受ける方法を紹介します。
まずは、GMOアドパートナーズの株式を最低100株権利日まで持っておく必要があります。
年に2回ある権利確定日だけ持っていてもいいので、短期間だけ待つという方法もありますがここでは省略します。
気になる方は下の「つなぎ売り」の方法などを参考にしてみてください。
つなぎ売りの方法
https://www.click-sec.com/corp/guide/kabu/stockholder/tsunagiuri_flow/
次に、GMOクリック証券の口座を開設します。
登録時に、運転免許証などの公的書類とマイナンバーカードや通知カードが必要となります。
権利確定した後、決算資料と一緒に株主優待の案内も到着しますので、そこに書かれたホームページアドレスにアクセスします。
アクセスしたら、株主の情報とGMOクリック証券での口座情報を入力すると完了です。
あとは、指定された期間内に他の株式などを購入した分の売買手数料をまとめてキャッシュバックを受けることができます。

郵送される日と申し込み日が開いてるから申し込みは忘れずに!
まとめ
売買手数料や配当などを考えると、GMOアドパートナーズの株式とGMOクリック証券の口座の組み合わせは活用できる方法になります。
GMOクリック証券は貸株での入金もありますので、更なる収益も期待できます。
開設だけであれば、費用はかからないです。
最低金額も5万円から始められて、配当も得られるのでGMOクリック証券とGMOアドパートナーの株主優待を活用してみてください!
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