電気代やガス代の支払いにコンビニで支払票を出して支払う光景をたまに見かけますが、わざわざコンビニまで行ってお金を払うということは大変面倒だと思う人もいると思います。
ついつい後回しにして、支払い期限が過ぎてしまって余計に手数料を払ったり、コンビニで払えなくなるというケースを体験した人もいると思います。
今回は、光熱費の支払いはコンビニ払いよりお得なクレジット払いに切り替えるだけでメリットがたくさんあるよ!という記事になります。
もちろんメリットだけではありませんので、デメリットも踏まえて紹介していきます。
光熱費をコンビニ払いするデメリット
まずは光熱費などのコンビニ払いするデメリットについて紹介します。
大きなものとしては次の3つがあります。
- コンビニ出向いて支払をする必要がある
- 支払票が届くまでに支払額を認識できない
- 支払いに行かなければというプレッシャーがモチベーションを下げる
順番に紹介していきます。
コンビニに出向いて支払をする必要がある
1つめは、「コンビニに出向いて支払わなければならない」というポイントです。
支払いということ自体に少し抵抗があるのに、さらにコンビニに出向いて支払いをしなければならないという
自分で2つの関門を設置してしまっているというところに問題があります。
またコンビニで支払いが遅れてしまったら、そもそも支払いができなくなったり余計な延滞手数料なども発生します。
そうなると、意外にコンビニ払いのデメリットは大きいと個人的には思っています。

わざわざ、支払いだけのコンビニ行くの面倒・・。
支払票が届くまで支払額が認識できない
2つめは「支払い票が届くまで支払額が認識できない」というポイントです。
支払額が確定しないので、今月自分がいくら使っていいのか?も確定しないというのは不安を自分の中で持ち続けている状態になります。
そうなると他に必要なものを購入する場合も「これは本当に買っていいのか?」と余分に不安を作る原因にもなりますので
支払額が分からないというのはデメリットに挙げられます。
電力会社切り替えする場合にスマートメータなどを取り替える場合には、ネットから毎日の電力量も把握することも可能です。
毎日とは言わなくても、支払日すぐに金額がわかっているということは家計管理にとっては大事になります。
支払に行かねばというプレッシャーがモチベーションを下げる
最後はモチベーションの問題です。
先ほどもコンビニに出向いた上で支払いをするというのは自分の2つの関門を与えている状態になります。
- 家の近くのコンビニまで行かなければならない
- 数千円から数万円支払をしなければならない
どちらも、人間の心理からすればやりたくない行為になるのでその2つのミッションを超えるというのは心理的な抵抗も実は高くなっています。
両学長のいう「原因自分論」に落とし込んで、自分で余計に課しているミッションは早めに取り払って自由になる方が快適に暮らすポイントになります。
以上が、光熱費をコンビニ払いすることのデメリット3つになります。
続いて、光熱費をクレジット払いに切り替えるメリットを紹介します。

嫌なことをするためのハードルは上げないほうがいい
光熱費をクレジット支払のメリットは後払いになること
光熱費をコンビニ払いからクレジット支払いに変えることのメリットも3つ紹介します。
次の3つが光熱費クレジット払いのメリットになります。
- クレジット支払いで支払を約1ヶ月先延ばしできる
- わざわざ支払いに行く手間がなくなる
- クレジット会社によりポイント還元がある
こちらも順番に紹介していきます。
クレジット支払いで光熱費も約1ヶ月後払いできる
クレジット支払いになると、多くの場合はその月の支払いは翌月の25日から27日あたりに設定されている場合が多いです。
そうなると実際に金額が確定して支払いを行うまでの期間を1ヶ月先延ばしで支払うことが可能になります。
その間の金利がかかるわけでもないので、無料で1ヶ月支払を待ってもらっているのと同じような効果を得られます。
給料日が25日の人も多いと思うので、給料をもらい余裕があるうちに支払いでできるというのもメリットになる人もいると思います。
わざわざ支払いに行く手間がなくなる
2つめは「わざわざ支払いに行く手間がなくなる」です。
家の途中にコンビニがある場合でも、わざわざ支払いのために出向くというのは面倒に思うものです。
さらに「支払いだけでは・•」という気持ちから、お菓子やアイス、お惣菜、お酒など買ってしまうという余計なものまで買ってしまう場合もあります。
クレジット決済で銀行から引き落としをすると、その分コンビニに寄る回数も減ります。
それで余計な出費も減り光熱費も自動で処理されるというのはダブルで効果のあるメリットです。
クレジット会社によりポイント還元される
最後は「クレジット会社によるポイント還元」があるということです。
同じ公共料金の支払をして、クレジット支払いによるポイント還元が1%あったとします。
私の家は3人で暮らしていて電気代・ガス代の合計が1.5万円かかっており、
クレジット支払いで毎年1800円分の還元があります。
家庭により支払額が異なるので、全員がそうだとは言えませんが同じ光熱費を支払うのであればポイントやキャッシュバックなどを受けた方がお得になります。
以上が、光熱費をクレジット払いに変える場合のメリット3つです。

同じ金額を支払うなら、ちょっとでも得しないと!
デメリットはカードの支払い金額の管理が必要
しかし、光熱費をクレジット払いにするというのはメリットだけではありません。
デメリットも存在します、それは「支払い金額の管理」が必要だということです。
実際にクレジットカードでいくら決済したのか?というのを把握しておかないと、
決済日のくる約1ヶ月後にコンビニ払いの時と同じような苦しみを味わうようなことになります。
「支払い金額なんて管理できない!」という人は、
ショッピングなどでカードは使わず光熱費などの毎月発生する費用のみをカード払いにする。
普段の買い物は現金やPayPayなど現金チャージができるキャッシュレス決済を使うなどして切り分けをしてすればデメリットも軽減されます。
光熱費をクレジット払いにする方法
光熱費をクレジット払いにするメリットがわかったところで
「いったいどうやってクレジット払いに切り替えればいいのか?」と疑問に持つ人もいると思いますので、
光熱費をクレジット払いにする方法を紹介します。
利用しているガス会社や電力会社によって違う場合もありますので、ここでは一般的な方法を紹介します。
電力会社やガス会社にクレジット支払の手続きを取る
一般的な方法は、電力会社やガス会社からクレジット変更の手続きを取ることで支払い方法を変更できます。
関西電力など大手の場合だとネットでの切り替え申し込みも可能です。
ネット申し込みの場合だと最短で来月の支払いから適用される場合もありますので、
思い立った瞬間に手続きしてみてください。
一部、書面での申し込みやクレジット払いが利用できないものもある
最近の電力会社やガス会社ではネットでの手続きが多くなってきているところも多いですが、書面で対応されている場合もあります。
自分で使っている電力会社やガス会社のホームページなどで調べてみるとよいでしょう。
関西電力を利用している場合なら「関西電力 支払い」「関西電力 支払方法」
などで検索すると出てきますので確認してみてください。
また、水道局などの場合はまだクレジット払いに対応していないというケースもありますので、こちらも確認が必要です。
光熱費の支払いに適したクレジットカードとは?
最後は光熱費をクレジットカード払いにする場合に適したカードについてです。
特にクレジットカードへのこだわりがない場合には2つのポイントに絞って考えてみてください。
- ポイント還元率が高いカード
- 年会費のかからないカード
この2つについても順番に紹介していきます。
ポイント還元率に高いクレジットカード
まずは、ポイント還元率が高いカードを選ぶという方法です。
ポイント還元の目安としては2021年現在では1%以上の還元があれば、お得に利用できます。
またせっかく貯めたポイントも使わなければ意味がないので、自分の生活スタイルに合わせたポイント取得を目指すというのも選択のポイントです。
例えば、ドコモの携帯を利用している場合は普段の支払いは1%の還元があって、ドコモの支払いについては10%の還元のあるdカードゴールドを選択したり
旅行が好きでマイルを貯めている場合であれば、ANAのマイレージカードを選ぶこともできます
私は鉄道派だ!という人は、JR系のクレジットカード
家電を買うのが好きであれば、ヨドバシのクレジットカードを選んでみたり
近所のイオンによく買い物に行く場合だと、イオンカードを選ぶなど
してみて自分の生活でポイントを使いやすくて貯めやすいクレジットカードを選んでください。
年会費のかからないクレジットカード
続いては、年会費のかからないカードです。
せっかく還元や支払いの手間が省けていても、クレジット年会費を支払うとポイントで浮いた金額も無くなってしまいます。
旅行などで空港のラウンジを使いたいからゴールドカードを持ちたい!や、Amazon Primeを利用したいからゴールドカードに入りたい!
などと理由がない限りは年会費無料のカードで試してみる方が良いと思います。
上のポイント還元のあるカードはいずれも年会費無料となっています。
再度の掲載になりますが参考にしてみてください。

クレジットカードは使い方しだいで強い味方になるよ
楽天カードは公共料金に限りポイント還元が下がった
「楽天経済圏にいるんだったら、楽天カードを勧めるんじゃないの?」
と思う方もいると思いますが、光熱費のクレジット払いに関しては楽天カードはお勧めできません。
その理由は還元率が大幅に削減されたからです。
100円でポイント → 500円で1ポイント と還元率が5分の1になってしまいました。
そのため光熱費をクレジット払いに切り替えるということにおいては楽天カードはお勧めできません。
楽天経済圏で光熱費を支払う方法としては、ここで紹介すると長くなりますので
楽天経済圏の記事で紹介しています。
下の記事を参考にしていただくと助かります。
まとめ
光熱費の支払いは、面倒だけど毎月やらなければ生活できないものなので、ストレスなく支払を続けることが大事になってきます。
クレジット払いにすることで自分の財布の中身をコントロールできるという意味でもクレジット払いは大事に役割を果たすと思うので皆さんもすぐに切り替えてみてはいかがでしょうか?
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